No.2 初めての戦い
こんばんは。
モトナリです。
これまでオレはストリートナンパにこだわり活動してきたが、目標を
30人斬り
に設定し、目標を達成するため、ストリートだけにこだわることなく、ネトナンやクラナン、またバーで知り合った人との即又は準即を狙い様々な分野に挑戦することにした。
そこで今日は会社の同僚であるY氏と共に大阪の繁華街にあるとあるハブバーに行くことにした。
時間は午後8時30分。
2人でバーに入店する。
店の雰囲気はまちまち。
店員によると本日は人が少なく、人が増える時間帯は午後10時ころからとのこと。
とりあえず、軽くアップルジンジャーを注文し席に着いた。
隣の席に20台前半くらいの2人組の女の子が座っていた。
1人はギャル系
1人は清楚系
であるが、特別可愛いことはなく、明らかにビッチ臭のする2人組だった。
スト値はともに3程。
まだ店に女性があまりいなかったことから隣の2人組に声をかけることにした。
モトナリ「お酒何飲んでるんですか?」
ギャル系「ハイボールです。」
モトナリ「よかったら一緒に呑みません?」
ギャル系「いいですよ。」
すんなりと女はこちらのテーブルについた。
ここからトークで盛り上げる。
聞くところによると女は両方23歳、今年大学を卒業し、今はフリーターとのこと。
オレはY氏と共に積極的に攻めた。
女は終始笑顔。更には下ネタトークにも乗ってくるじゃないか!
オレらはここらで僅かな希望を抱いていた。
今日はいけるのではないか
2人の女から漂うビッチ臭。
聞くところによれば自称パリピではないか。
オレはトークを続けた。
2時間くらい喋っただろう。
オレは
「別の店で飲まん?」
こう言った。
しかし、その返しは驚くべきものだった。
ギャル系「この後、新しくオープンするクラ
ブ行く〜」
ちょっと待ってくれ。
お前らに費やした2時間を返せ。
オレはもう完全にその気でいた。
しかし、オレの僅かな希望もこの一言によって全てが無になった。
粘ってみたが女はクラブに行くらしい。
最後にラインを交換し女は帰った。
オレの戦いは終わった。
更にこの戦いが終わった午後10時30分ころハブバーは煮えくりかえっていた。
入店した時とは違いきれいな女も増えていた。
全てに対して判断ミスをしてしまった。
もう一度敗北しているオレ達はここで戦う気力は残っていなかった。
オレ達は店にを出た。
目標への第一歩は果てしなく遠い…
つづく